東京都による令和元年度『アレルギー疾患のある子供に関する調査』で、3歳までに何らかのアレルギー疾患があると医師に診断された子供は約4割と報告されています。(東京都HPにて報告書を読むことができます)
これに対応するように、食物アレルギーの子どもを預かる保育園の割合は上昇しています。しかし受け入れ態勢をいくら強化しても、子どものアレルギー症状は突如別の食べ物で出ることもあり、また、調査報告によると、食物アレルギー以外の症状の割合が増えてきているということがわかっています。
保育園の先生方の負担は大変大きなものになり、子どもの安全確保は社会問題として社会全体で取り組むべき急務です。
日本建築学会では建材のTVOC※の数値を400㎍/㎥と示しています。また、ホルムアルデヒド等一部の化学物質は、品目により使用量が規定されています。それなのに、わたしたちの住空間が化学物質で汚染されているというのはどういうことでしょうか?
※TVOC:総揮発性有機化合物の総称のこと
某メーカーにて高性能住宅の企画・販売を手掛け、住宅の性能だけでなく空気質の改善にも長年携わる。東日本大震災を機に独立、空気質を高める様々な企業にて実務を経験し、2020年4月に主にシックハウス対策と空気質の向上を実現する会社「IMM・zero株式会社」を設立、免疫住宅®︎を全国展開している。採用棟数は年間1,000棟を超え「おいしい空気の吸える家」として全国の住宅会社と連携している。
建築業界に21年身を置き、住空間、オフィス、店舗等様々な空間づくりに携わる。設計、工務の両部門の統括責任者の経験などを活かし、2019年「一般社団法人リノベーションコーディネーター協会」を設立。「これからの時代は、空間を変えたいお客様の『夢』や『人生の目的』をていねいにお聴きし、そのお客様にあった専門家とつなげたうえ、双方の通訳をするコーディネーターが必要」という思いから、『リノベーションで未来を変える』ためのリノベーションコーディネーターを育成。工務店、不動産会社、リノベーションショップなどと連携し、古民家からマンションまで様々なリノベーションを請け負う。